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| ◆◇CHIHIRO(ちひろ)◇◆ |
| 渡邊 千紘 |
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2003 FITNESS UNIVERSE PAGEANT 大会出場奮闘記
●開催日時 : 2003年6月20日〜21日
●開催場所 : マイアミ・アメリカ
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6/16(月)
早朝、家を出発。宮崎空港へ向かい、羽田行きに乗った。羽田到着後、横浜に向かう。
と言うのも、”BODYPUMP”のライセンス更新の研修を受ける為だった。
まだまだマイアミにはほど遠い。
午後1時から約4時間半“BODYPUMP”の研修を受けたが、3日前から減量に入っていて、
食べる量がかなり少なかった…特に炭水化物。ごはん・パンなどを少なくしているので、
この研修がいつもより何倍も辛く感じる。いつもは楽しいPUMPチャレンジがかなり辛い…。
重量もいつもよりかなり軽くしているのに辛い。ちょっと悔しかったが、これも“世界大会のため”
と思って乗切った。その後成田へ向かう。一泊してから国際線に乗るためだ。
普通ならお腹一杯食べるところをぐっとガマン。あと少しの辛抱。
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6/17(火)
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昨日はかなり頑張ったので、朝は普通に食事を摂る。普通と言っても一般女性の二倍は食べている。
ちょっと筋肉に張りが出ていて嬉しくなる。
午後から、3回目の出場になる“橋本淳子”さんと待ち合わせた。
淳ちゃんとは10年来の知合いで、私が大阪で仕事をしていた頃、競技スク−ルに名古屋から通って来てくれていた、
凄くガッツのある人である。
今回は、出場経験豊富な彼女に、色々と教えてもらおうと思う。
いよいよマイアミ行きの飛行機に搭乗!
機内にて淳ちゃんと話し込んでいると、スチュア−トが話し掛けてきた。彼女が今回の大会の事、
二人が日本代表だと言う事を話すと、態度がいきなり変わった!!私達のところだけに飲み物を持ってきてくれたり、
機内食を余分に持って来てくれたり…(減量中なので少し困った)プロテインバ−まで貰ってしまった。
やはりアメリカではパ−ジェントに出場するだけで、ステイタスになるらしい…。日本では殆ど知られていないし、
優勝してもあまり注目されないのが現状だ。
その後、アトランタで乗換え、無事マイアミに到着。時差が13時間もあるので、
14時間以上飛行機に乗ったのにマイアミは17日の午後7時過ぎ。長い長い1日である。
ホテルにチェックインし、早速街に出る。淳ちゃんは三回目なので、あちこちガイドしてくれた。
パ−ジェントの大会は、エアロビクスの大会と違い、フィットネスラウンドとスイムス−ツラウンド、 |
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そしてインタビューラウンドに分かれていて、その合計点で競われる。
スイムス−ツラウンドでは、水着はもちろんハイヒ−ルも必要。
日本から用意して来てはいたが
実は思ったとおりの物ではなかった。
そこで、こっちで良い物があれば購入しようと決めていた。
ついに、淳ちゃんと一緒に入った靴屋で発見!!
ビックリするほどヒ−ルが高く、しかもヒ−ルがクリスタルで透明!
早速2人とも購入。(写真@)
これで、心配なく大会に向える。2人ともホッと一安心。
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(写真@) |
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6/18(水)
朝から早速“クランチ”に向かう。“クランチ”とはアメリカの有名なスポ−ツジム。
(何年か前、東京の表参道にあった…)目的は、そこのスタジオで練習する為だ。(写真A)
プログラムを見て、スタジオの空き時間までその辺りをブラブラしてみる。
ヴェルサ−チの自宅前で記念撮影。(写真B)
午後からクランチに戻りストレッチから始める。約2日程、身体を動かしていないので固い。
スタジオに入り軽くウォーミングアップ、そして大会の練習。その後、30分レッスンを2本受ける。
1本目は、シェイプバ−を使ったり、ライトウェイトを使い上半身だけをシェイプするクラス。
2本目は、腹筋だけのクラス。ウォーミングアップも無くいきなり始まる。さすがアメリカだなぁと実感。
腹筋の最後の方で突然時差ボケが波のように押寄せて来てしまった。腹筋をしている時、
だんだん気が遠くなってしまった。
その後、軽く食事をしてホテルに戻る。明日からいよいよコンテストだ!
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(写真A) |
(写真B) |
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6/19(木)
朝、今大会会場になっている“ラディソンリゾ−トホテル”へ移動。宿泊を今日からここに移す。
午前九時から説明会が行われる。細かい日程・スケジュ−ルなど。
しかし、全て英語(当たり前だが)ほとんど解からない。
受付を済ませパフォ−マンス用の音楽CDを提出する。エントリ−ナンバ−もここで決まる。
午後からプ−ルサイドで、ESPNというスポ−ツチャンネルの撮影。
スイムス−ツ姿で、一人ずつの撮影。カメラの前でエントリーナンバ−や、出身地などを話す。
英語というだけで凄く緊張してしまい、2回NGを出してしまった。
その後、夜のレセプションパ−ティの時間までホテルの部屋に戻る。当然、時差ボケもあり熟睡。
今回は、“MODEL UNIVERSE”“FITNESS UNIVERSE PAGEANT”“Ms.BIKINI UNIVERSE”
“MUSCLE MANIA SUPERBODY”という4つの大会が同時に開催されていて、
宿泊のホテルには、どんどん選手が集まって来た。
午後7:30開始予定のパ−ティが、8:30に変更。しかし、実際ホテルを出発したのは9:30。
ホテルの前にすごいリムジンが止まっていた。まさかとは思ったが、なんとそれは、
私達のために準備されていたものだった。(さすが、世界大会…国内予選とはスケ−ルが違う!)
初リムジンでビックリしたのも束の間、パ−ティ開場へ到着。しかし、パ−ティ会場は怪しげなBARだった。
ディナーと聞いていたのに、出てきたのはワインが一杯だけ。ビックリさせられるやら、
呆れるやら…訳がわからず大会前夜は、ふけていった。
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6/20(金)(写真C.D)
午前3:50に起床。外はまだ真っ暗。
何故そんなに早く起きたかと言うと、なんと予選開始が午前6:00からなのである。
それまでにメイクをしたり、身体にプロタンという黒くなる液体を塗ったりと、
準備が大変時間が掛かるのだ(前夜も夜中まで塗っていましたが)。
その後、衣装に着替えストレッチをして会場へ向かった。もう何人かの選手が舞台で
バク転・バク宙・ロンダ−ド…と、リハーサルを行っていて、私も少々焦りながら、
舞台での“場当たり”を始めていった。
いよいよ60人程の選手が集まり、予選が始まった。…が、日本の大会のように、
開会の挨拶も司会も無く、何となく始まったと言う感じだった。
そうこうしているうちに、いよいよ自分の出番がまわってきた。
演技開始!…ステ−ジの雰囲気も、大会の雰囲気も日本と違い、
思い切り動けずに力を出し切れなかった。
私の出番はこれで終了。淳ちゃんの方はと言うと3つの大会にエントリ−しているので、あと2つの予選が残っていた。
演技終了後、私は応援する側にまわり、ビデオ・写真撮影などを担当。
…なんと今日の予選は、午前0時を過ぎても続いていた。何時に終了かも分からない状態だったので、
ホテルの部屋に戻り就寝。
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(写真C) |
(写真D) |
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6/21(土)
午前11時〜決勝。その前に予選の結果発表。それまでの予選と違い、決勝ともなると時間もきっちりして、その前に打ち合わせ・リハ−サルと、今までの内容がウソの様に進んでいく。ESPNも控室に入り、
選手の練習風景やメイクの撮影をしていた。
決勝へは、舞台でエントリ−ナンバ−を呼ばれた者だけが進出。私はと言うと…予想通り呼ばれませんでした。
ショックだったが、当然の結果だったと思う。今回は、パワ−・テクニック、アピ−ル度も段違いだった。
TOP20のパフォ−マンス、スイムスーツラウンド、TOP5のインタビュ−ラウンドが次々と行われていった。
まだ、予選を行っている大会もあり、ボディビル大会の予選を観戦した。色んな意味で凄かった!(写真E)
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(写真E) |
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6/22(日)(写真F.G)
午前中、買物に出掛ける。すっかり疲れきっていて、普段は大好きなはずの買物も、なかなかエンジンがかからない。
プラダ・ヴィトン・グッチでも…つくづく疲れていることを実感。
午後からは、選手年の交流を兼ねてプ−ルサイドでの簡単なパーティ。…と言っても、食べ物も飲み物も無し。
前日のレセプションパ−ティといい、今日のパーティといい、かなり経費が削減されている感じだった。
(昨年は華やかっだったらしい)
その後、フロリダのタンパから知合いが会いに来てくれたので、食事に出掛ける。
スコ−ルが激しくホテルから一歩も出られなかったので、仕方なくホテルのレストランで会食。
ゆっくり食事を摂るのも、暖かい物を食べるのも何日ぶりだろうか。パスタが凄く美味しく感じた。
こちらでも、今年は異常気象らしく、雨は全く降り止まなかった。
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| (写真F) |
(写真G) |
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6/23(月)
午前6:30。マイアミ発の飛行機に乗るため、5:00にホテルをチェックアウト。帰りの便は私一人。不安を感じつつ、出発。
アトランタでの乗換えで、少し迷ってしまい、飛行場内をウロウロしてしまった。何とかアトランタ〜成田への便に乗継ぎ、
機内でほっと一息していると、何とカルガリ−へ向かって飛行している事をモニタ−で知る。
“まさか乗り間違い?”…機内のアナウンスも英語で訳がわからず、少しパニック!!
その後、ようやく日本語のアナウンスが流れ、どうやら乗客に急病人が出たらしく、カルガリ−で緊急着陸するとの事だった。
この事件で、初めてカルガリ−がカナダだと言う事を知った!しかもこの事は絶対忘れる事は無いだろう!!
カルガリ−へ寄ったため、予定より少し遅れ、成田へ到着。その後、羽田へ向かい宮崎行の飛行機へ乗り、
その後都城へ帰る。
物凄い移動時間と距離!とにかく疲れた。時差があるので、もう日本では火曜日の夜。
明日から通常通りレッスンがある。久しぶりのレッスン、ちゃんと出来るか不安であるが、楽しみでもある。
とにかく疲れているので就寝。
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今大会を振り返って…
動いても、喋っていても美しくその中にパワーや力強さが感じられる事が大切です。
世界との違いを一言で言うと『ザ・パワー』です。
外国の選手は、少々粗削りであっても、勢いでガンガン押していくという感じ。そこが日本人の考える美しさとの違い。
精神面での強さも半端ではないという事。ただスタイルがいいというぐらいでは駄目で、鍛え抜き、練習をやり遂げ、
その結果が身体に出ているし、それが自信に結び付くという事。私ももっとそういう所を磨いて次の大会、
又、日々のレッスンに役立てて行きたいと思います。
日本では歴代、エアロビックの競技者が優勝していますが、チアーや体操など、他のスポーツからもエントリーして頂き、
パージェントという大会が広がりレベルが上がり、世界でも通用する選手が増える事を望みます。
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“FITNESS UNIVERSE PAGEANT”とは…
本来の女性の持つ美しさや、トレ−ニング等によってつくり上げた美しい身体を競う大会である。
従来のフィットネスのコンテストと言うと、競技エアロビクスなどに代表される
“パフォ−マンス・技術レベルの高さ”を競うものが殆どであったが、このフィットネス・ユニバ−ス・パージェントは、
身体の“見た目”を競う大会である。また、ミスコンとの違いは、その美しさがフィットネスや
トレーニングによってつくられているものである事、しかもナチュラルであること
(成長ホルモン等の薬物は禁止。しかし中には使用している選手も…)
審査内容は、水着審査と音楽に合わせたパフォ−マンス。スキルレベルのみではなく、
身体の美しさとパファ−マンスの美しさが同時に審査される。
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